UV-K5のスプリアス測定

2026年2月21日土曜日

UV-K5

 433MHzのスプリアス

がなかなか規定値内に収まらず。苦戦しました。

LPFはJH4VAJさんから頒布をいただいた450LPFです。

基本波から60dBcをクリアできていないので、ダメです。この後、たくさん測定条件などをかえてトライしてみました。

すると、たまにクリアできるときがあります。

こんな感じで、規定内に収まるときがあるのです。しかし、安定しません。

LPFの特性そのものは、確かに2.6GHzあたりで自己共振を起こしているようで減衰がー20dBまで悪化しているところがありますが、(対策品450LPFaも頒布されています)



それ以外はおおむねー50dBはとれています。なので本来2次3次高調波は余裕で除去されるはずなのですが、そこが全くダメなときと良いときがあります。


そして、自分の測定系、測定環境を疑うようになりました。

結局それがビンゴでした。測定系に電波の飛びつきがあってスルー状態になっていたようです。

方向結合器によるATTはやめて抵抗ATTにし、UV-K5とtinySAの距離を離したら、安定して60dBc以上とれるようになりました。

やはり433MHzともなるとちゃんとしないとダメですね。勉強になりました。




以下は記録としておいてあります。LPFは頒布品で問題ありませんでした(;^_^A

450MHzLPFを自前で作る

素の状態でのスプリアス


悪くても-44dBcですから30dB程度落とせれば十分なのですが・・・・

Lは自己共振周波数が上がるように4mmと若干径を太くしました。
合わせて手持ちのコンデンサを使って450MHzのLPFを構成するために値を決めます。
チップコンデンサは4.7,6.8,10,15,18pFはストックがあります。
この中で6.8pF,15pFを選ぶとインダクタは22nHとなります。


22nHのインダクタを作るには


4mmの直径で3回巻き、4.6mmの長さにすればよいようです。





作ったインダクタをnanoVNAのS21で計測します。スルー接続にしたうえでS11のスミスチャートをみると上半分に円弧が描かれます。上半分ですからインダクタンス成分ですね。
リファレンスはショートしたときの値ですが、インダクタンス成分が出てしまっています。

キャリブレーションをしても全く0にはできないようです。
しかたないので、表示されたインダクタンスからこの分を引くことで真の値を得ることにしました。

結果は芳しくありません。2倍、3倍高調波も残った状態でした。。。。

7素子LPFにする

どうにも高調波がとれないので7素子にしてみました。





6倍高調波の2.6GHz付近でもー30dBはとれているようです

1kHz正弦波をUV-K5に入力する

スプリアス測定では変調しをかけて測定します。マイク入力をライン入力としてつかいます。オーディオジェネレーターから入力します。前にuSDXように作っておいたケーブルが使えました。3.5mmのリングとGNDでMIC入力なのは同じでした。ちょうどシリーズに10kの抵抗を入れてあったのでそのまま接続してもレベルが大きくなりすぎることはありませんでした。


変調はFMモードで行いました。
ジェネレーターの出力は周波数変位が規定の最大である5kHzになる音量にしました。

高周波の飛びつきが起きていた配置