2023年12月7日木曜日

FET MW radio を常用できるようにする2

ケーシングをする際に、悩ましいことが大きく2つ

ひとつは、このケースを使いたい。


安い割にはスタイリッシュで穴あけなどの工作しやすいので気に入っているのです。

ですが、高さが4cmなので、手持ちのバーニアダイヤルでは収まりません。

ほかの方法を考えるとすると、粗動と微動ふたつにするか・・・と思いを巡らせていると、そういえば前に買っておいたバリキャップが使えるかも・・・・と思い立ちました。

微動で使うので変化分はそんなにいらない。局発の周波数だけを動かせばよいので・・・・

試しに計算してみました。

OSCコイル300μH、バリコン40pFで共振周波数は1453kHzここから1pF増やすと共振周波数は1435kHzで8kHzの変化量です。そう考えると2pF分(約16kHz程度)の変化分があれば十分いけそうです。

手持ちのバリキャップは

1S2638 1s2638.pdf (akizukidenshi.com) で、3.3V付近で使うとざっくりと12-3pFあたりでしょうか・・・ということで直列に15pFのコンデンサを入れればちょうどよいと思われます。

実際に試してみたところ変化量は

  • 530kHz付近:    3kHz
  • 1000kHz付近:  7kHz
  • 1600kHz付近:14kHz
バリキャップによる変化量は一定なので、低いほうの変化量が少なくなっていますが、こちらはもともとバリコン単体でも周波数を合わせるのにこまらないので、問題ありません。高い周波数では周波数の目盛の目が詰まってきますので、少し動かしただけでも周波数が大きく変わってしまいまので、そこの部分での微調整のために付加しました。
このくらいの設定でちょうどいい塩梅なのではないでしょうか。
追加したのは青線で囲ったところです。※音量調節Vol。5k→20kに変更

もう一つなのですが、周波数の表示部分にはLEDを使ったカウンタをと思っているのですが、前回デジタルノイズが邪魔となってケースに収められなかった苦い経験があります。


そこで、試しにケースと同じ大きさのまな板に配置してみてからノイズが邪魔にならなければ採用することにします。

仮設置なのでパネルはPPシートを使います。


バリコンをつけたのですが、もうすでにずれていますね・・・・なかなか合わせるのがむつかしいです。

まずは、一番省スペースな液晶周波数表示と電圧計による電波強度表示にしてみました。
横のスペースは10㎝程度でも収まりそうですね。
小型のケースを採用するのも選択肢の一つに加えることにします。

次はいよいよ7SEGのカウンタを・・・・・です。


SI4732-A10ボードの覚書

SI4732-A10ボードをブレッドボードで組んでみる エフエーエルのボードキットは右端にある裏返っている基板 SSBが受信できるSI4732A1-M-002 DSPモジュール完成品 日本で設計  :SI4732A1M002:合資会社エフエーエル通販事業部 - 通販 - Yaho...