2021年4月17日土曜日

TDA7297アンプを作る Part2:電源部

TDA7297アンプの電源部はスイッチング電源にします。

使うのは、ジャンクのACアダプタ。20V3.5Aのものが手持ちにあったので、ケースに合わせてみたところ、なんとか内蔵できそうです。

これのACインレット側からリードを引き出して使いたいのですが・・・・・

なにかちょうどここにはめ込むものを考えなくてはいけません。

ホームセンターで、はめ込む端子を探したのですが、良いものが見つかりません。

とりあえず、こんなものを買ってきて何とかしようと思いました。

1.14~1.82mmの単線を圧着するもののようです。これならACの所にはめこめるかなと思ったのですが・・・・
入りません(-_-;)
なので、ドリルの2.5mmで穴を広げて無理やり差し込みました。


そして、このアダプタ。。AC100Vを繋いでみましたが、出力がでません。おかしいなと思いあちこち弄っていると・・・・・
どうやら、ケーブル引き出し部分で断線しているようでした。

捨てようかとも思ったのですが、ダメもとでから割しました。
隅から金切りノコギリで隙間をつけて、えぃやっとしたら、意外と簡単に中身が出てきました。

断線しているところを除いて結線。今度はちゃんと20Vの出力があります。

捨てなくてよかったですね(笑)

素性をみるのにオシロで出力波形をみてみました。下図は電子負荷で1.6Aの電流を流した時のスペクトラムです。


100Hz(ハムノイズ)で2mV、スイッチングノイズは約60kHzで6mV弱のようでした。

まぁまぁ使えるんじゃないでしょうか。

電源の後に、チップフェライトとLCフィルタでノイズ浄化を図るつもりです。

LCフィルタの定数はどうしましょうか?

※20uH(0.2omh),10uFでLowpassフィルターを作ると計算上は


60kHzでは-30db(1/31.62)程度の減衰比があるようですので、まぁこの定数でよいとしますか。


らら、ケースのフリースペースのほとんどが電源部に・・・・・

※アミドンのコアを使ってフィルタを作ることにしたのでインダクタの定数が大きく変わりました。それによってフィルタ能力も増しました。



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