前回(RaspberryPiとDACのI2S接続をアイソレート)でI2S接続にRJ45,LANケーブルを使って配線を延長してみました。
その結果、配線を2m程度延長してもRaspberryPi4とES9038q2m基板できちんとLOCKされて楽曲が再生されました。実はこの方式でうまく接続できるとは期待していなかっただけに、おもいのほか良好な結果となったことに吃驚していました。
それに気をよくして、実験機材にしたバラックの状態のボードをちゃんと箱入れして通常使用するDACにしてしまおうかと思い立ちました。
I2Sそのまま直接接続で安定して通信できているようなので、ケーシングはRaspberryPiとDACは別筐体にして、電源も別、I2S信号はISO7640等でアイソレートしGNDも分離する。そんな使い方ができます。
この構成ならRaspberryPiのデジタルノイズはDAC側に伝達されずに済みます。
さて、別筐体にするということは、ES9038q2mの青基板側の筐体のどこかにRJ45ジャックを設置できればスマートに収まるのですが・・・・どこにしようか。。。
考えていたところ、コアキシャルのRCA端子のところの空き地が目に入りました。どのみちコアキシャル入力はパルストランスを介して接続するつもりなのでここにはRCA端子を置きません。なんとか設置できないかと・・・
RJ45ジャックを加工すれば下の部分を削って、青基板のRCA端子の穴にあわせました。ES9038q2mを使ったDACはすでに2つ作っていてすでにケーシングしていて、今回きちんとケーシングすれば3台目になります。
- AmaneroDDCを使ったES9038q2mのUSBDAC
- RaspberryPiとI2S接続しトランス電源を使ったES9038q2mDAC
- そして今回のもの
ES9038q2mDAC:I2S接続にRJ45コネクタを使ったDAC