(tr)uSDX High Band RF Board

2026年6月22日月曜日

uSDX

 High Band RF Board

Classic Band RF Boardを注文したあとに、18MHzでの交信が思いのほか多くClassic Bandには含まれていないのでHigh Band RF Boardも入手しようと・・・・・

その後、メインボードも込みでぽちっとしてしまったとさ・・・(笑)

それで、元から入っているファームは2.00i

でも、それだとなぜかPCからのCATがうまくいかない。
すでにある(tr)uSDXでは問題ない。
ということで2.00iから2.00xにアップデートすることにしました。

ファームウェアのアップデート(Betaバージョン)

アップデートにはAVRDUDESを使います。
CPUはおなじみのATmega328Pです。

ファームはメインボードに付属するシリアルと自分のコールサインでダウンロードページから入手します。


アップデート後は問題なくCATコマンドで動作しているようです。


通過特性と出力・スプリアス

nanoVNAにてRFBoardを本体から外して通過特性を確認。LPFの2ndノッチの周波数を合わせる。その後メインボードと組付け追加のBPFを装着して基準をクリアしているかを確認。

14MHz

BPFのL51は最初からひと巻少なく設置(10->9turn)

液晶表示 3.54W 55.0%(効率)



18MHz

2ndノッチの周波数が低い
スプリアスはクリアできているが出力が低い

21MHz

4.1W53.55%



24MHz

2ndノッチの周波数が低い
スプリアスはクリアできているが出力が低い

28MHz

4.54W50.5%

以上、すべてのBandでスプリアス規制(-50dBc)はクリアできている。
しかし、18MHzと24MHzでは出力が2.5W程度と他のBandでの3.5~4W程度よりも明らかに低い。Classic Boardでも同じような経験をしているので、Lx1~Lx2の調整で定格の出力を得られるように調整することにした。

調整

追加のLPFがない素の状態で調整に入る。

18MHz

L41の巻線を等間隔にしてインダクタンスを減らす方向にすると
2.63W52%
パワーは上がる傾向があったがこれが限界。
あとは試しに巻き数をひとつ減らすしかない。

L41をひと巻へらした(8->7 turn)
通過特性は
8turn
7turn
ほぼ変わっていない。。。
L42のLPFはいじっていない。。。

けれども出力は他のBandと同程度になった。

4.07W55%

追加LPFを取り付け
3.65W54%(3.59W)

スプリアス規制もクリアできていることを確認して調整終了

24MHz


ここもL21をひと巻減らしてみる
6turn
5turn
ノッチ周波数は変わっておらず、形は変わっていない。
逆にLBFの特性が悪化しているように見える。

出力及びスプリアスを確認すると
35.69dBm(3.7W)と34.62(2.9W)dBmから改善
追加LPFを装着
3.93W49%(3.7W)
規制値の-50dBcはなんとかクリアできているが余裕がない。
詳細にみてみると

20-120MHz 10kRBW
なんとか大丈夫なようだ。。。
ホッ(^^)

追加のLPFの詳細は。。。

(tr)uSDXインダクタのデータ
トロイダルコイルの諸元 HighBandRF
bandcoiltroidturnnHcmcut(cm)
10L11T37-65757.912
10L12T37-64487.111
12L21T37-661088.713
12L22T37-65757.912
15L31T37-671479.614
15L32T37-65757.912
17L41T37-6825610.515
17L42T37-661088.713
20L51T37-61030012.416
20L52T37-671479.614
L51T37-69
L51,41,21
L41T37-67
オリジナルから
L21T37-65
巻き数を減らした