2024年5月20日月曜日

BFOの実験2 周波数を動かせるようにする

CW復調用セラロックBFOの周波数を可変

455kHzのセラロックを443kHz付近で発振させ、しかも数百Hz動かせるようにしたいという欲求から実験してみた。

コンデンサはGS1000pF、SG3300pFとした。

以前ブレボに組んでいた時は3300,3300pFで442.3kHzで発振していたが、今回実験のために組みなおしたときには発振しなかった。どうやら無理やり周波数を下げているので発振条件がぎりぎりだったようだ。

電源電圧は1.7V。3.3Vにあげると周波数は高くなる傾向

可変インダクタ100μHは秋月での放出品

TP1の所でTinySAを接続して信号強度を計ってみた

442.1kHz    -22.2dbm
443.0kHz    -22.7dbm
443.8kHz    -32.7dbm

443.8kHz以上にすると発振停止した。

TP2のところでは出力は約ー56dbm程度,BFO出力のところでは測定不能だった。10pFのコンデンサが443kHzに対していかに小さい値であるかがわかる。

これは、BFOを注入する場所がIF増幅の前のところになるので、BFOでAGCが作動してしまうと感度が下がってしまうためで、レベルを落とさないと感度が保たれない。

ブレボ中央にあるのは、TDA1083(未使用)

これで、BFOを動かせるようになりCWの音調をうまく可変できるようなので、ラジオIC TDA1083を使った40mバンドCW受信機を組んでみようと思う。

ランド方法で小基板とした。入力電圧は5V,1kΩでドロップし赤LEDで1.7V安定化した。


外部VFOと内部VFOの切替(TDA1083CW受信機)

 外部VFOと内部VFOの切替 をするためにスイッチを設けた。外部VFOの時は内部VFOの電源供給を止める。内部VFOの時は外部からの接続を切るため。 こうすることで、スプリット運用の時も素早くVFOを切り替えられる。実際、運用しているときに500Hzも離れたところから呼んでいる...