TDA1083 セラ多フィルターの損失分を補填したい
AGCを有効に使える程度のゲインが欲しい。
セラ多フィルターと、IF出力トランスの2次側にリング検波をいれたらIF出力が下がり、AGCの効きが悪くなってしまうという現象が起きています。
マッチングがとれていないこともあり、以前セラ多フィルターの後にマッチングトランスをいれてTDA1083に入力するようにしてみたが、異常発振であえなく撃沈。
さらに、2SK241でセラ多フィルターの損失分(約15dbm)を補填しようという目論見はうまくいかなかった。
ここで、ふと思いついた。いわゆるGGアンプを入れればセラ多フィルターの出力50ΩをTDA1083の入力インピーダンスと整合させつつある程度のゲインが補填できるのではないか。。。と。。。TDA1083のAGCが有効活用できるのではないかと。。。。
ちょっと消費電流が多いのが玉にきずだけど。
ためしてみた
が・・・・
思った通り、J310シングルだと増幅はしてくれるけれども、体感上はほとんど変わりなし。当然AGCの効き具合も変わらない。まぁパラにして10db程度の電力利得なのでシングルでしかも電圧利得で考えると・・・だよねぇ。そうはうまくいかないもんだ。
ということで、この案は却下・・・・
ちなみ、この回路だとソース抵抗は22Ωより51Ωで電圧増幅率が増すようだ。抵抗両端電圧は0.9V程度だった。ドレイン電流は19mAぐらい。
普通のソース接地で
入力に51Ω抵抗をかませてみては・・・・
2SK241ーYのソース接地で、ソース抵抗なし、入力に51Ω、負荷に470μHのμインダクタを使ってみた。
こちらは、なんと、ちゃんと増幅している。入力抵抗に51Ωをパラにしたので世羅多フィルターのインピーダンスに無理やり合わせた感じだけど。
こうやってみると、あらためて、MOSFETは使いやすい。デプレッション+エンハンス型のものってバイアスのこと考えなくてもよいし。
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