TDA1083の455kHzIF出力トランス
段間用の白コアの諸元は5Tとなっている。
もう一つ、気になる挙動があった。それはアンテナ入力にATTをいれていたのだが、絞っていくと時に発振しているような挙動をしめすことがあった。ブレッドボードのせいかなと思いユニバーサル基板に移せば落ち着くかもと思っていた。
実際ユニバーサル基板に移してみると、ブレッドボードの時よりノイズが少ないし、接触不良もない。いい感じだった。しかし、IFoutのデータをとろうとオシロメーターをつないでみると・・・・入力がないのに446kHzの出力があった。約20mVの安定した!?出力だ。これはやっぱりおかしい。
白IFTでのデータ
ANTdbm:アンテナ入力
IFout:IFT出力オシロメーターのP-P電圧
AGC:TDA1083の16pin電圧
右側が白IFTでのデータ。IF出力は目減りしているがAGCは無負荷の時と同レベルの挙動を示している。
受信音の音量も問題ない。なにより、CWの復調音が澄んだきれいな音になった。以前はなにかガサガサしたノイズ交じりの音だったのでやはりIFT段で軽く発振していたのだと思う。
20mV程度だったのでAGCを揺らすまではいかず見つけにくかったのかもしれない。
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